お知らせ
予防理学療法 ⑧
2021.11.02
運動は慢性の関節痛を軽減するのに最も有効な方法です。これには関節特有の理由があります。関節は他の組織とちがって血管が乏しく、代わりに関節液が新陳代謝を支えています。血液は心臓のポンプ作用によって体内を循環しますが、この関節液の循環には運動が必要です。痛いからと言って関節を動かさないようにしていると循環が損なわれ、関節炎がかえって治りにくくなります。運動して良い痛みか、悪い痛みなのかを早い時期に見極め、運動に導いていくことが関節痛を悪化させないポイントになります。
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