お知らせ
後縦靭帯骨化症(OPLL) ③
2021.07.14
先日、後縦靭帯骨化症の研修会に参加しました。そのレジメです。
無症状のOPLL患者で脊髄症状を呈するのは14~17%とされています。症状出現の因子は以下の通りです。
1、外傷
転倒による症状出現では、無症候例が2%、脊髄症状を有する例では13%とされています。混合型>分節型>連続型で多いです。
2、脊柱管狭窄
OPLLによる脊柱管占拠率≧40~60%、有効脊柱管前後径≦6~9mm以下で症状出現がみられます
3、動的因子
骨化の途切れた部位での障害が多く、連続型など静的因子が中心の例では8mm以下の脊柱管径でも症状を呈さないことが多いです。
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